さくらしめじ 春のワンマンライブ「菌唱」レポート(4)14〜18曲目(最終回)

さて、春のワンマンライブ「菌唱」を振り返ってのレポートも残り3曲、アンコールを入れて5曲となってしまいました!

 

えーーーっ!

えーーーっ?

 

えーーー?

だーーー?

まーーー?

めーーー?

えだまめ?

 

というわけで、次の曲は新曲です。

 

14. いーでぃーえむ

何のことか?と思われたかもしれませんが、今のくだりはライブでこんな感じだったのです。「残り3曲となってしまいました」といって客席から「えーっ」という声が上がります。その声に続いてこんな流れで「えだまめ」へ。いきなり「えだまめ」って何?この子達はいったい何を言っているんだ?と思いました。

MCは彪我くん。「続いての曲は新曲です」といって、新曲のことだとわかり、歓声が上がります。「食べ物シリーズ第3弾、ちょっと今までの曲とは違います」みたいなことをいって始まります。「それでは聞いてください、『いーでぃーえむ!』」え?なに?なに?ちょっと間が空いて会場から笑い声。マジで?って感じでしょう。たぶん「えだまめ?」→「EDAMAME」→「EDM」の変換がなされた間だったんでしょうね。

今までの曲は、このブログをご覧の皆さんは、ほとんど方が聞いたことのある曲ばかりでしたから、だいたいのことは伝わったと思います。私も思い出すときに、音源を聴きながら「菌唱ではこうだったな」という感じで思い出すことができたのです。しかしこの曲は、もう一回聞けないので、思い出すきっかけがないのです。しかも、聞いたことのない方に伝えるのは非常に難しいのです。どうしよう。

とりあえず第一印象。とにかくふざけた曲です。でも、かっこいい。プロがふざけた曲を真剣に作ったらこうなるのか、という感じの曲ですね。ギターをお持ちの方はF#minを鳴らしながらひくーい声で「えだまーめまーまーめー」といってみてください。そんな感じで始まります。

イントロ、AメロはひたすらF#minで語る。Bメロから少し展開、サビでパーッと開けてノリノリになる感じ。雰囲気は・・・そうですね、「てぃーけーじーをあやしくした感じ」でしょうか。ラテンっぽい感じのノリ、かな?終始クイーカの音が印象的でした。「クイーカ」というのはサンバとかで使われる、パープーパープーっていう、猿の鳴き声みたいな音のアレです。

(中に棒がついていて、それを布でこすって音を出します。)

私はまるでパラレルワールドにでも入り込んだ感じになりましたね。卵かけご飯ではなく、無類の枝豆好きということになっている彪我くんがいる別の平行世界があって、そこでは「てぃーけーじー」ではなく「いーでぃーえむ」が歌われている、みたいな奇妙な感じです。全然違う曲なんですが、どことなく「てぃーけーじー」っぽい感じがあるんですよね。枝豆の生産量は千葉が一位らしいですし、作詞作曲はやはり「てぃーけーじー」と同じ、千葉出身の鈴木裕哉さんでしょうか?

歌詞はひたすら枝豆の紹介です。ビールに合うとか、栄養があるとか、ヨーグルトとも意外と合うとか、千葉の生産量が一位だとか、四つ入ってたらどうだとか。サビ前は雅功くんが、I love youにあたるセリフを何カ国語か(te amoとか、我爱你とかだったかな?)で言ってましたね。特に印象的たっだのは、「ずんだっていうんだ!」と「ずんだ」について情熱的に歌っていたことです。なぜなら私はずんだが好きなのです(聞いてない)。

そのあいだ、前のスクリーンには歌詞と映像が流れています。これまたふざけた動画です。プロが真剣に素人っぽく作った感じの動画。素人が作ったのかと見紛うほどのゆるさで、ギリギリの路線ですね。

こんなにふざけた曲なのに、キーボードソロがやたらカッコイイという。そのギャップもまたよかった。

最近さくらしめじが少し「おもしろかわいい」路線をいっているようですが、その流れにもぴったりの曲。ぜひ早くもう一度聴きたいです。

 

15. てぃーけーじー

「いーでぃーえむ」の盛り上がりのままに、いつにも増してハイテンションの「てぃーけーじー」でした。雅功くんは若干アレンジして歌ったり、彪我くんも表情豊かで、歌い方が二人ともノリノリ。かわいいのなんのって。

(この写真がこの曲のときかどうかはわかりません。)

間奏の語りのところでは、今日は何を語るのかな?と思ったら、まさかの展開。彪我くんがギターを置くから何をするのかと見ていたら、急いでニワトリのかぶり物をかぶります。そしてカゴを持って、客席へ飛び出してしまいました!通路を縦横無尽に走り回ります。私は残念ながら中の方の席だったので近くで見られませんでしたが、ひょこひょこ走り回る姿は、大きくなったとはいえ、まだまだちっこくてかわいかった(笑)

その間雅功くんが、今日は僕が語りですみたいなことをいって、彪我くんの様子を実況します。その間彪我くんは何やら配っています。客席からは彪我くーん、と悲鳴に近い歓声が上がります。

雅功くんは、「彪我さん、はやくはやく」みたいに急かします。最後は彪我くん、まさかまさか、かぶっていたかぶり物を客席に思い切り投げたのでした。あれ、欲しかった!いや、ちょっと貸してくれるだけでいいですから。そしたらね、あの、ちょっと、・・・あやしい方向に行きそうなので、やめときます(笑)

さて、めちゃくちゃ盛りあがったので、息を切らして帰ってきての歌い始め。「まだまだまだまだ〜」のところは思いっきり音程がはずれます(笑)しかしあそこからすぐに持ち直すのもさすがです。

もう終始一生懸命で、その姿が愛おしすぎます。

 

16. はじまるきせつ

ラストはこの曲。いーでぃーえむ、てぃーけーじの流れからのこの曲です。二人で声を合わせて「はじまるきせつ」と言いますが、その言い方。もう気持ちが高ぶっている感じでグッときました。

そして、初めのドラムのカウント。これにはびっくりしました。速い。これまでの曲についてもテンポのことを言ってきましたが、この曲は確信しました。この盛りあがった勢いで、わざと速いカウントで入ったんだな、と。それぐらい爆速の「はじまるきせつ」でした。これはアリですね。しかも最後の曲ですから、盛りあがって走り抜けるような、疾走感溢れる演奏でした。歌詞の中にある「風花」は晩冬の季語ですが、晩冬というよりは、爽やかな風が吹き抜けるような、初夏を先取りするような「はじまるきせつ」となっていました。

そして、最後のサビ辺りで「パン」という音と共に、ふうせんのシャワーが降り注ぎ、会場の盛り上がりは最高潮に。この写真はその瞬間です。

「ドキドキしちゃう」「しかたないよね?」ここも決まった!もうドキドキが止まらなくても、しかたないよね?

「届けばうれしいな始まれラブストーリー」最後は二人の声もちょっとうわずります。

新しいさくらしめじの始まりを感じさせるライブ。小さな二人が大きく大きく見えました。そしてエンディングへ・・・。

 

アンコール

アンコールでは、メンバーがみんな菌ちゃんTシャツをきて登場。

そして彪我くんが、「それでは聞いてください、新曲です」といったから、びっくり。まさかここで新曲がくるとは思わなかったのです。私は思わず「おおっ。」会場からも「おおっ。」と歓声が上がりました。そして新曲の曲名が発表されました。

 

17. だるまさんがころんだ

会場からは「かわいい」という声の混じった笑いが起こります。これまた「いーでぃーえむ」と一緒で、聞いたことのない方に知らない曲をお伝えするのは難しい。しかも「いーでぃーえむ」以上に伝えるのが難しいのです。なぜなら「いい曲」だったからです。

「いーでぃーえむ」はインパクトがありましたから、特徴が言いやすかったのですが、この曲はとってもいい曲。そして、私はさくらしめじにはこういう曲がいいんじゃないかと思う、さくらしめじらしい曲だったのです。例えるなら、「またたび」をもうちょっとポップにした感じと言ったらいいでしょうか。さわやかで、ちょっぴりせつなくて、でも元気が出る、さくらしめじらしさいっぱいの曲で、涙を誘われる曲でした。

歌い終わると、雅功くんが思わず「楽しい!」と漏らします。そして彪我くんも同じく「楽しい!」といったあと、もうちょっと何か言おうとして「これ以上楽しいことはっ、この世・・・こー、こー、一生・・・、うーんと・・・、言葉で表せないぐらい楽しい!!」と言葉につまりながら気持ちを伝えるのが、もう、かわいくてかわいくて。

今度は雅功くんが、「みなさん、楽しいですか?」とたずねると、会場からは大きな拍手。続いてドラムのMITSUさんにたずねると「楽しいです」とめっちゃいい声で返事。さすがコーラスでも声がかかるというMITSUさんです。ドラムがカッコイイだけでなく声もいい。その流れでメンバー紹介。

ドラム:MITSUさん
ベース:酒井太さん
キーボード:金井央希さん
ギター:太田貴之さん(さくらしめじのギターのお師匠さんだそうです。)

でした。素晴らしい演奏をありがとうございました。

「またいつかワンマンライブ、やってみたいですね、いや、やります!」といってラストの曲。ラストはやはりこの曲です。

 

18. みちくさこうしんきょく

ほんとに最後の曲になってしまいました。キーボードからの「せーのっ!」で始まります。

もうこの曲は、言葉は不要でしょう。もう歌詞をのせちゃいます(レポになってない(笑))。

せーのっ!

目指してる場所が ぼんやりと見えてきたよ
お風呂上りにくつろいでいたら
ふわりふわり浮かんだ

だからとりあえず歩いてみることにする
どれだけ時間がかかるだろうか
知らないわからなくていい

全力疾走してはいるけどさ
ずっとそれじゃ無理
僕のペースで進んでいくよ
それも まぁありでしょう

回り道をして 横道にそれて
迷って 悩んで 疲れて 立ち止まって
一休みをはさんで 深呼吸したなら それでOK

幸せ笑顔も 悔しい涙も
なんでもなんでも丸ごと 楽しむんだ
そしていつの日か みんなで
笑って笑って笑って 笑っていますように

上ばかり見てちゃ 首も疲れてきちゃうし
たまには下を向くのもありだよ
気楽に歩いて行こう

ありがとう さよなら 繰り返すんだよ
きっと僕たちは
だからじゃないけど できる限りさ
待ってほしいんだよ

そう!君に あなたに みんなに

回り道をして 横道にそれて
迷って悩んで疲れて立ち止まって
一休みをはさんで深呼吸したなら それでOK

晴れ渡る空も ぬかるんだ道も
いつでも どこでも 全てを 楽しむんだ
そしていつの日か 目指してた場所に
そうさきっと たどり着いたら
ありがとうって叫ぶんだ

さんきゅう!

雅功くんの「きっと」の言い方が弾けた感じでした。そして噛みしめるように「さんきゅう!」

最後は大合唱です。

さくらしめじ「らーらららららー」
さくらしめじ+会場「らーらららららー」
会場「らーらららららー」
さくらしめじ+会場「らーらららららー」

こんな感じでした。さくらしめじと会場のきのこりあんが、一つになって響き合った瞬間でした。そして、初めに書きました、最後に彪我くんが一瞬見せた、あの達成感に溢れた顔は忘れることができません。

ああ、応援してきてよかった。さくらしめじもここまで来たんだな。これだけの人たちを感動させられる存在になったんだな。素晴らしい演奏、かけがえのない時間をありがとう。同じ時代を生きられて良かった。そんな思いが溢れてきました。

目指している場所はどこかわからないけど、何か遠くを目指さなくてもいい。確かに今、こうしてこの大きな舞台で、思う存分駆け回っていた君たちの姿は、今日ここにきた一人一人の胸に、いや「いのち」にしっかりと刻み込まれたのだから。

4回にわたってお送りしてきました、さくらしめじ春のワンマンライブ「菌唱-KINSHOW-」のレポートもこれで最後となってしまいました。参加された方はあの興奮の余韻に浸れたでしょうか?残念ながら参加できなかった方には、少しは臨場感をお伝えできたでしょうか?長らくお付き合いいただきました皆さまに、感謝申し上げたいと思います。

ありがとうございました!

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