さくらしめじ『はじまるきせつ』(2)こった曲構成とすてきな歌詞

恥ずかし(>_<)!やはり深夜に手紙をかくもんじゃありません。よっぽど消そうかと思いましたが出したのものはしょうがないです。

かき消すようにブログ更新します…


さて。

「せきがえのかみさま」をしようかと思いましたが、やはり今旬のこの曲を押さえておいた方がよいでしょう。CDが出てからにしようかと思いましたが、出たらまた書きます。

この曲、とってもキラキラしていますよね。でもキラキラすぎて、初めはちょっとアイドルっぽくないか?さくらしめじはもうちょっと落ち着いた、聴かせる曲の方がよいのでは?と少し訝しんでいました。

まだ少しそう思う節もありますが、結局何度も聞いて好きになりました。

『はじまるきせつ』の曲構成

この曲はさくらしめじのお二人自身も言っているように、自分たちなりの歌の表現をしていこうとしている曲のようです。それが伝わってきますね。そしてそれを可能にしているのが何と言っても「曲の構成」です。この曲は他の曲とくらべて、曲の構成が複雑なのです。

そこで曲構成を以下にまとめてみます。このようになっています。

【イントロ】(4小節×2+2小節)

<1番>
【Aメロ】(4小節×2)(振り返るその瞬間〜)
【A’メロ】(4小節×2)(キラキラ白く光る〜)
【Bメロ】(4小節×1)(もこもこニット帽子で〜)
【B’メロ】(4小節×1+1小節)(しもやけほっぺが〜+Love is… もっと)
【サビ】(4小節×2)(きみに近づきたくて〜きっと)
【サビ’】(4小節×2)(このまま終わる季節〜)
【間奏】(4小節+2小節)

<2番>
【Aメロ】(4小節×2)(目の前に広がってる〜)
【A’メロ】(4小節×2)(まだまだきみのことを〜)
【Bメロ】(4小節×1)(するりとほどけたマフラー〜)
【B’メロ】(4小節×1+1小節)(ぎゅっと抱き寄せる〜+Love is… だって)
【サビ】(4小節×2)(こんな気持ちになったって〜)
【サビ’】(4小節×2)(まだ僕には分からない〜)
【間奏】(4小節×1)
【ギターソロ】(4小節×1)

【Cメロ】(4小節×2)(会いたい気持ちずっととけないで〜)
【C’メロ】(4小節×2+2小節)(思い出せば出すほどにきみの〜そっと)
【サビ”】(通称「落ちサビ」)(4小節×2)(頬をなでた風花〜そうだ)
【サビ”’】(4小節×1+2小節)(自分から動かなきゃ〜Hurry up! いつか)
【サビ】(4小節×2)(きみに近づけるよね〜ひとつも)
【サビ””】(4小節×1)(変わらないまま終わる〜)
└【Dメロ】(4小節×1)(深呼吸して〜)
└【Eメロ】(4小節×1+2小節)(ドキドキしちゃう〜はじまれLove story)
【アウトロ】(4小節×4)(きみ宛story〜)

どうでしょうか。これを見ながら曲を聞いてもらうとわかりやすいかも知れません。

2番以降、怒濤の展開となっていますね。一度も繰り返すことなく、つぎつぎと展開しています。

特に、俗に「落ちサビ」といわれる、サビのメロディーで他の楽器が静かになって、歌を聴かせるところ(「そっと頬をなでた風花〜」のところ)ですが、そこ以降はすごいですね。息をつかせぬ展開です。豊かに表現できる「場」が与えられているといっていいでしょう。

『はじまるきせつ』の歌詞

また、歌詞の面ではキーワードは「風花」でしょうか。とっても綺麗な晩冬の季語ですね。晴れた空に、雪が風に舞ってひとひらずつ花のように舞い落ちてくるような、美しくも儚い風景です。

風花が飛んでった、という消えてしまうかような僕の思い。でも「会いたい気持ちずっと溶けないでここにある」というのは、自分の思いを風花=雪に喩えているんでしょうね。

そして、「そっと頬をなでた風花」。ここは強いて言うなら、せっかく「風花」というワードは美しいので、繰り返し使わず、こんどは初春の季語に入れ替えるなどして、春を迎えた感じにしてもよかったような気もします。でも飛んでった風花がまたかえってきた、思いは消えずにここにある、ということを言おうとしているのでしょうか。

ここから曲の展開に合わせるように、これまで消極的だった僕が、積極的になります。ひょっとしたら恋に関して積極的なさくらしめじの歌詞は初めてかも知れません。『いくじなし』も『きみでした』も、そうしたいのにできない、という表現が多かったですよね。その積極的になれない感じがまたよかったわけですが、ここにきて、「自分から動かなきゃ」といっています。

「そっと頬をなでた風花〜」で彪我くん、雅功くんがとっても切なく歌い上げた後、何か思いがこみ上げてくるように気持ちがぱーっと溢れていく感じですね。

大人への一歩を踏み出しつつある。何かさくらしめじのあたらしい展開まで感じさせる作りになっているのではないでしょうか。

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