さくらしめじ『きみでした』(1)ハネのリズム

とうとう髙田彪我くん出演のドラマ『5時から9時まで』が、先ほど終わってしまいましたね。さみしい。最後の最後でやっとまた男の子の彪我くんが見られました。一瞬だったので、もっと見たかったです。

あまりにもかわいかったので興奮覚めやらぬ、という方も多いと思いますが、ここで少し冷静になって音楽の世界へ(自分に言い聞かせているようですが)。やはりさくらしめじの魅力はまず音楽です。

『きみでした』

さて、今回は2015年6月24日発売の2ndシングルから、『きみでした』を取り上げたいと思います。リリース順からいけば、配信限定の『ぎふと』があり、これまたとってもいい曲なのですが、この曲はまた別の機会に。

さて。『いくじなし』はどちらかというと彪我くんメインの曲でしたが、『きみでした』は雅功くんがメインの曲ですね。もっと彪我くんの声が聞きたい、という彪我くんファンからすれば、少し物足りないと思う人もいるでしょう。

しかし。この曲は、実はとても彪我くんの良さが出ていると思うのです。それは「オクターブユニゾン」です。つまり雅功くんのパートの「1オクターブ上の音」を、彪我くんが重ねて歌っているところがたくさんあるのです。これがとってもきれい。この二人だからこそできる技ですね。これについては次回くわしくお話しします。(CD音源はもうすこし彪我くんのパートの音量を上げてもいいと思うのですが・・・。)

『きみでした』のリズム

今日は「リズム」についてです。

実はこの曲、聞いている分にはなんとも思わないかもしれませんが、やってみると難しい曲なんです。もしさくらしめじのお二人がこのブログを見ていただいていたら、「うんうん」とうなずいてもらえるのではないでしょうか。

その理由が「リズム」にあります。

この曲は、いわゆる「ハネた16ビート」なのです。(リズムの呼び方はいろいろありますが、「ハーフタイムシャッフル」といってもいいと思います。)

例えば、スピッツの『チェリー』などがそうです。椎名林檎『丸の内サディスティック』もそうですね。今度発売のさくらしめじ3rdシングルに入っている『まよなかぴくにっく』もそうです。ちょっと毛色は違いますが、僕の大好きだったドラマー、ジェフポーカロのいたバンド、TOTOの『Rosanna』はハーフタイムシャッフルの代名詞と言っても良い曲です。

さてどんなリズムか、ことばで表すのは難しいですが、簡単に言えば「チキチキ」ではなく「チッキチッキ」です。わかりにくいですね。図にしてみます。

これは、わかりやすい!(か?)

ともかく、リズムが難しいのですよ。それにハネ具合によって雰囲気がだいぶ変わるのです。バンドをやっていると、「じゃあ何%ぐらいのハネでいこうか」なんてことをいうわけです。

まあそんなリズムでギターを弾きながら、しかも歌うわけですよ。難しいですよね。リズムに気を取られていると音程が崩れる、音程を気にしているとリズムが崩れる。

きっと、まずゆっくりのテンポでメトロノームにあわせて何回も練習し、通常のテンポでもまたメトロノームにあわせて、とやっているはずです。(ライブのときに前で流れた映像や、めざましテレビで練習風景がでていましたよね。)

バンドをしたことがある人でないとわかりにくい苦労です。

実際、初期の頃のしめじくんたちの演奏を見ていると、失礼ながら十分ハネてなかったり、音程が不安定だったりしていました。それがメキメキうまくなっていくわけです。今も演奏技術は伸びてますよね。

今日はリズムのことだけで終わってしましました。次回からさらにこの曲の魅力に迫っていきます。

8 件のコメント

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    四性です。いつまでもダラダラとドラマの録画を見続けている今日この頃です。ひょう〜が〜、と一応、叫んでからいざ本題。
    「きみでした」
    私はこの曲を自分のブログで酷評しました。まずゆったりまったりがコンセプトであるさくらしめじには似合わないほどのアップテンポだったからです。それにメロディーが悪い。全曲通して、アカンボさんが説明されている「チッキチッキ」で通して、メリハリがない。ブレスするヒマもなくただただ同じテンポで流れて行く。それに当初は歌いこなすだけの歌唱力が雅功君にはなかった。もじゃもじゃ言ってるだけで,何を歌っているかわからなかった。
    初めてお披露目したときの動画です。
    20150524千葉 https://youtu.be/H6zGRsZKAew
    よくできたMVのおかげで、詞の内容も聴く人によく伝わり、いい曲であるとの評判もたち、感動して泣く女の子もいたとか。でも曲だけだったら、なかなか名曲とは言えなかったでしょう。
    でも歌い込んでいくうちになんとか聴けるようにはなりましたが。
    彪我君の歌声ですが
    ザ・土曜天国/さくらしめじ20150606
    https://www.youtube.com/watch?v=-Uk5IqXYxr4
    の動画を見て下さい。21:00くらいから、「きみだした」を歌い出しますが、ひょうが君の声の方が大きく聞こえて、まるで彪我君がメインボーカルみたいです。
    私は嬉しいですけどね。

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    >四性さん
    僕も叫びたい気持ちを抑えて。コメント、動画のリンク、ありがとうございます。
    四性さんの酷評は存じ上げておりました。今回の『きみでした』の記事はちょっとそれも意識して書いています。
    四性さんのしめじ関連の記事はうなずくことばかりで、僕の心の拠り所になっていますが、二つだけ意見が違うのは、ラブシーン(笑)ときみでしたの感想ですね。
    好き嫌いもあるので違ってていいのですが、僕はいい曲だと思います。でも、出来がよくなかったことは、おっしゃる通りだと思います。
    テンポですが、ちゃんと計ってませんが『いくじなし』はだいたい130bpm(1分に四分音符130回)、『きみでした』は75bpmぐらいでしょうか。なので『きみでした』のほうが大分ゆっくりです。なのにアップテンポと感じるということは、リズムが悪いのです。
    これは本文に書けばよかったとおもいましたが、16ビートのハネの曲でよく陥るのがこれです。練習が不十分でリズムが悪いと、「バタバタした感じ」になってしまうのです。僕もよくなりました。四性さんが受けた印象もこのせいだと思われます。
    雅功くんの声が出ていなかったのは二つ理由があると思います。一つはリズムに気を取られていた、二つは変声期中で音程が不安定だった。5月〜7月あたりは雅功くんの声変わりが進んだ時期でないかと見ています。
    そんなこんなで、出来がよくなかったのだと思います。でも7月のEBiDAN THE LIVEはよかったと思うのですが。5月は軽音1年目の新人、7月でうまい軽音の先輩ぐらいになってます(酷評がうつってしまいました)
    この短期間でこれだけうまくなってて、きっとすごい練習したんだろうなぁ、と思い、7月のライブを見ると涙がでます。

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    先ほどフォローして頂いたゆきです(*^^*)
    記事をすべて読ませて頂きましたが、さくらしめじの音楽について細かく分析されていて、感動してしまいました(笑)
    これからも楽しみにしています!

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    >ゆきさん
    さっそくコメントしていただき、ありがとうございます!すべて読んでくださったとのこと、とってもうれしいです!!
    細かすぎて引かれやしないかとヒヤヒヤしてましたが、大丈夫でしたでしょうか(^-^;)??
    またときどき更新しますので、よかったら見てくださいね。

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    四性です。
    いやあ、嬉しいですね。ありがとうございます。
    私は音楽に関しては専門的なことはほとんどわかりません。
    したがって、聴いたときの感覚だけで感想を言っているだけで、まったく音楽的な裏付けはありません。
    こうして、音楽の専門家に教えて頂いたら、わからなかったこと、疑問に思ったことが解けて、スッキリしました。
    そうですか、テンポは「いくじなし」の方が速いですか。
    という事は結局、メリハリというか、「間」の問題ですね。
    この曲を聴いて、まさしく「バタバタした感じ」を受けたのです。次から次へとメロディが出てきて、息つく暇もなく、雅功君はただただ歌を消化していく事だけに一生懸命になっているように見えました。
    動画を見て頂いたと思いますが、初めて千葉でお披露目したときです。
    「いくじなし」だと合いの手があり、ファンも参加しているという満足感がありましたが、この歌の場合、ファンもどういうふうに応援していいかわからないまま、あっという間に終わってしまったという感じでした。
    歌っている二人も、歌い終わってからは、どことなくがっくりと疲れ切った様子で、そそくさと入っていきました。新曲なんだからもっと、跳ねてアピールしてもいいと思ったのですが。
    エビダンライブの時はひじょうにうまく歌いこなしてましたね。雰囲気もよかった。
    「それなのに喋りかけてみれば空回り」のあとの間奏を、彪我君が爪弾いていたのもいいムードを作っていました。 そのあと、「どうしようもない僕でしたーーーー」のあと、二人はいったんマイクから離れました。
    ほんの少しの静寂のあと、ひと息付いてからおもむろに雅功君が前に出、ゆっくりとつらそうに甘く歌い始めました。あの時はほんとうに泣きそうになりましたし、全身に鳥肌が立ちました。この人、いま、すごいテクニックを使ったと思いましたよ。
    あの「間」が大事なんですよ。ひと息付いて、あの「間」をとることによって、聴衆がその歌の余韻を味わい、物語の中に浸ることができたのです。そして、そのあとの歌詞を噛みしめることができるのです。
    ただただ歌うだけでなく、こうしたテクニックも二人は学んできましたね。

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    それから、いつもなら、歌い終わったあと、飛び上がって、じゃんと終わるのですが、この時は雰囲気に酔ったのか、おたがい顔を見つめあって、納得したという感じで静かに終わっていましたね。この時の二人は大人の顔をしていました。カッコよかったです。
    ただ残念なのはこの歌が星男祭で歌われなかったことです。
    なぜでしょうか?

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    >四性さん
    なんだぁ、なんだかんだいって感動してるじゃないですかぁ。
    確かに千葉のとき、ファンも困っていましたね。サイリウムの振りが全然曲に合ってなかった。でもエビダンライブのときは合ってましたね。ファンとも一体となれていた証拠ですね。
    あ、いちおう誤解がないようにいっておくと、僕は専門家じゃないですよー。ちょっと軽音をかじっていただけです。今もバンドからは大分遠ざかってますし。プロが読んだらおかしいところもあると思いますので、詳しい方はご指摘を。
    さて言い忘れていましたが、バタバタ感をさらに増幅させた理由として、「音源に合わせて演奏しなければいけなかった」ということがあると思います。バックで流れる音源に合わせて演奏するというのは、意外と難しいのです。慣れた曲なら問題ないのですが、慣れない曲だとどうしても「合わせよう、合わせよう」としてしまうのです。しかもハネのリズムで合わせにくい。そのため「こなしている感」がでたのではないでしょうか。
    それにくらべ、エビダンライブはアコースティックです。バックの演奏を気にすることなく、自分のテンポでき、歌に集中できた。それもよかったのではないでしょうか。
    ご指摘の間奏の彪我くんのギターソロもよかったですね。ギターのことはあまり分かりませんが、単音ピッキングに、スライド、ビブラートといろいろ覚えたテクニックをふんだんにつかってがんばっていますね。
    このときの雅功くんの歌、すごくよかったですね。あまり書くと本編で書くことがなくなってしまいますので、このへんで。

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    >四性さん
    星男祭2015でなぜ「きみでした」がなかったか。それはわかりませんが、ちょっと考えてみます。
    まず3曲という制限があったことを前提として。
    『まよなかぴくにっく』『みちくさこうしんきょく』は新しい2曲なので入れることは決まっていた。あと1曲どうするか、となったとき、やはり『いくじなし』は外せない。でも『きみでした』は2ndシングルだし入れたい。
    あとは「曲のバランス」ですかね。僕はリズムから考えてしまいますので、『まよなかぴくにっく』はハネの曲(16ビートのシャッフル)、『みちくさこうしんきょく』は8ビートのシャッフル。だからシャッフルの曲は避けた、と言う可能性もあるかと思います。
    単純に『いくじなし』が人気があったからとか、星男祭2014と同じ曲をやって、成長っぷりを見せたかった、など色々考えられますけどね。出来が悪かったからはずしたとかではないと思うのですよね。
    (投稿ミスって、なんどかやりなおしてしましました。途中で見られていたらすみません)

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